スロバキアのロベルト・フィツオ首相は何した?銃撃を簡単に解説

ロベルト・フィツォ首相 話題

2024年5月15日、スロバキアのロベルト・フィツオ首相が銃撃されるという衝撃的なニュースが世界中に報道されました。

日本でも安倍晋三元総理が銃弾に倒れて久しく、遠い国の出来事とは思えませんよね。

ロベルト・フィツオ首相はなぜ銃撃されたのでしょうか?

こちらの事件を詳しく見ていきます。

スロバキアのロベルト・フィツオ首相

ロベルト・フィツォ首相

こちらがスロバキアの現首相、ロベルト・フィツオ首相です。

スロバキアのロベルト・フィツオ首相のプロフィール

名前:ロベルト:フィツオ
生年月日:1964年9月15日
年齢:59歳(2024年5月時点)
出身地:スロバキア(旧チェコスロバキア)・トポリュチャニ市

スロバキアの首相を務めて3期目となるロベルト・フィツオ首相は、旧チェコスロバキアのご出身です。

現在は、中道左派政党「スメル・社会民主主義」(SMER-SD)の党首も務めています。

中道左派:政党の傾向のうち、穏健な左派のこと。代表的なのは社会主義。

みんな平等に!という考え方だよ

フォークリフト作業員の父と靴販売員の母の間に、次男として誕生されました。

学歴は、コメニウス大学(コメンスキー大学・Comenius University in Bratislava)の法学部卒です。

スロバキアってどこ?

スロバキアは中央ヨーロッパにあります。

北にポーランド、東にウクライナ、南にハンガリーがある内陸国です。

成田空港からコシツェ国際空港までは飛行機で23時間超の距離があります。

現在のスロバキアは、旧ソ連の時の社会主義ではなく、議会制民主主義を取っています。

議会制民主主義:選挙で選ばれた者で議会を行い、国民の意思を反映すること。

民意を反映する国となっています。

スロバキアのロベルト・フィツオ首相は何した?銃撃理由は?

ロベルト・フィツォ首相

2024年5月16日、スロバキア中部の街・ハンドロバを訪れていた際に、頭部や腹部を4発銃撃されました。

理由は定かではありませんが、いくつか推定されることがあります。

ロベルト・フィツォ首相は一体何をしたのでしょうか?

スロバキアのロベルト・フィツオ首相が銃撃された理由?4つ

スロバキアの男性

ロベルト・フィツオ首相が銃撃されたと思しき理由は大きく4つあります。

・メディアの報道制度改革
・反コロナワクチン(WHO条約の拒否)
・ウクライナへの軍事支援をストップ
・司法の制度改革

簡単に述べると、銃撃されたのは「スロバキア国内への支配力を無理やりに強めていたから」です。

特に「報道制度改革」について野党やEUからは反発がありました。

知りたい情報が得られなくなってしまうからです。

報道制度改革:公共放送の内容を統制することの意。日本で言うNHKの番組の内容に様々な規制がかかる。

また、2024年5月には「WHO条約の拒否」を公式に発表したことへも反発がありました。

コロナのワクチンを打つなど、国際的な足並みが揃わず健康を損なわれる可能性が出るためです。

WHO条約:国際的な感染症の発生時に世界的な準備を取る条約。最近だとコロナが該当。

未だ、今回の銃撃理由は確定的ではありません。

スロバキアの「自由」はどうなる?

スロバキアの国旗

国境なき記者団に依ると、スロバキアの報道の自由は世界17位(日本は72位)となっています。

決して低くはない位置にありますね。

ロベルト・フィツオ首相の手によって「報道の自由が無くなろうとしている」と懸念が高まり、スロバキア国内では抗議デモが行われていました。

日本とは違い、国民全員が政治に関心が高いことがよく分かりますね。

日本国内でも、ロベルト・フィツオ首相が進める政策に対して心配の声が上がっていました。

旧ソ連圏のバランスがどんどん崩れて来てる気がする。

少なくともスロバキアは政治を公共放送が監視し議論が巻き起こってるのがわかる。

フィツォ政権は、EUとNATOにとって同盟として信頼できるか不安材料だった。

ロベルト・フィツオ首相は、隣国ウクライナへの軍事支援をストップさせる「親ロシア派」だと言われています。

ウクライナへの軍事支援をストップしていたものの、2024年4月にロシアの侵略行為を批判しウクライナのEU加盟を支援する発表していました。

その目的が非常に気になるところですよね。

スロバキアの首相を襲ったのは詩人のユライ・チントゥラ?

ロベルト・フィツォ首相

発覚した今回の事件の犯人は、レビチェ出身の71歳の詩人男性ユライ・チントゥラさんという方です。

ユライさんは詩人でありながら個人の政治活動家でもあり、ロベルト・フィツオ首相と政府を批判していたことで知られていました。

The Shooter who attempted to Assassinate the Prime Minister of Slovakia, Robert Fico earlier today has been Identified by Slovakian Media as a 71-Year-Old Poet and Member of the Pro-Western Progressive Party, Juraj Cintula from the Town of Levice. Cintula had previously been Openly Critical on Social Media of PM Fico and his Government.

OSINTdefender

ユライさんは親欧米派のため、ロベルト・フィツオ首相とは方向性が正反対ですよね。

奥さまがウクライナ出身?とも言われています。

強行的な手段を取るロベルト・フィツオ首相に対し、かなりのフラストレーションが溜まっていたのでしょう。

プーチン大統領から電報

スロバキアの国防相

銃撃されたロベルト・フィツオ首相に対し、ロシアのプーチン大統領からお見舞いの電報が送られました。

スロバキア共和国のロベルト・フィツォ首相が命を狙われたことを知り、激しい憤りを感じています。この凶悪な犯罪は、何を以ても正当化することはできません。 ロベルト・フィツォ氏が勇敢で強い精神力を持った人物であることを、私は存じています。フィツォ氏のこうした資質が現在の困難な状況を耐え抜く力となることを、強く願っております。 フィツォ首相には心からの支援と一日も早く完全に回復されますよう、お伝えいただければ幸いです。

The Embassy of the Russian Federation in Japan

これには

さすが味方にはちゃっかりお見舞いしてんのな

と言ったような、冷静なコメントが散見されました。

スロバキアの国民の反応を見てみましょう。

Praying for Robert Fico’s recovery(首相の回復を祈っている)

This comes only days after Fico formally & publicly rejected The WHO Global Pandemic Accord(WHOのグローバルパンデミック協定を公に拒否した直後に起こったものだ)

様々な意見がありますね。

スロバキア国内はもちろん、世界中で高い関心を集めています。

まとめ

スロバキアのロベルト・フィツオ首相が銃撃された理由について見てきました。

首相として示す政策に反発した国民が起こした襲撃ということが分かりましたね。

スロバキアは国民も政治的関心度が高いことが伺え、日本国民としても考えさせられる事件です。

遠いヨーロッパの出来事と捉えるのではなく、島国の私達もしっかり危機意識を高めていきたいところです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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